2019年01月22日

関西コミティア54に参加してきました。

明けましておめでとうございます。ヌシです。

先日は中途半端なブログをアップしてしまい、あわわわ。
削除してから保存してないことに気付き、またあわわわ。
お読みになられた方には、失礼いたしました。
気を取り直して、先週末のイベントの報告を年始1本目に。


年末からマンガを描く本科生には「参加するよ~」とお伝えしていたイベント、関西コミティア54。
同人誌の即売会ですが、漫画・小説・イラスト集とオリジナルの作品で冊子であればどなたでも参加できます。

漫画コースの本科生は、東京への持込と賞への投稿を目標にして作品を作ってもらってますが、
やはり簡単にお買い上げ(入賞など)いただくことは難しく、没作品はほぼお蔵入りです。
そんな作品たちに、日の目を見させてあげれる場が今回のような同人誌即売会イベントだと思うのです。

漫画コースの生徒だけでなくイラストコースの生徒も、自分の画集を作って売ることもできます。
さらに、イベントには出張編集部というコーナーもあり、
東京へ行かなくても編集部の方々に作品を見ていただける機会を得れるという、
当方にとっては、一石二鳥のイベント!
院生たちには、「ふふふ、美味しいところは全部頂くぜ!」という野心をもっていただきたい。
そんな目論見もあって、有志を募って参加してきました。


小雨が降り、寒さに震えながら電車で乗り継ぐこと1時間半で、インテックス大阪に到着。
他のイベントでも何度か足を運んでいますが、驚くほどの混雑ぶりではなくホッとしました。
サークル参加組は一足早く、10時には会場入り。
2号館に1200程のブースが集まり、程よい感じのワイワイガヤガヤです。

出張編集部には大手出版社(主に少年・青年誌)の面々がズラリと並んでいます。
今回、集英社からはヤンジャン、ジャンプSQ。小学館からは少年サンデー、サンデーGX。
講談社からは少年マガジン、モーニング、アフタヌーン。マックガーデンからはコミックガーデン。
スクウェア・エニックスからはガンガン、Gファンタジー、ヤングガンガンなど勢ぞろい。
あとはcomicoやまんが王国コミックス、ジヘンなどのWEB系の出版社と各社のWEB系編集といったところでしょうか。

我々は旧世代なので、あくまで紙媒体にこだわりますが、どこでもいいから載せて欲しい!アドバイスがほしい!という方にとっては、
東京行かなくても、4社(通常1日の平均訪問社数)以上回れるのはとてもうれしい企画だと思います。
関西に在住の新人漫画家さんにとって、こういう機会はもっと増えて頂けるとありがたいですね。
さらに欲張れば、少女・女性誌の編集部さんも増えて下さると言うことなしです。


開始時間の11時に後発組と合流し、熱気高まる会場をウロウロ。
見本誌を読んだり、お目当てのサークルを見つけて回ってみたりとそれぞれ楽しんでくれてました。


いや~みなさん、お上手ですね!老舗の方は冊子の装丁も凝ってらっしゃるし、販売もこなれていらっしゃる。
長いこと続けていらっしゃる方は、買っていただく為にあるいは自分の作品を好きになっていただく為に制作されているので、
たくさん研究をして、ファンもついていらっしゃって、お勉強になること沢山です。
外の世界がどんな感じなのか、見て回ることも時には必要ですね。

商業を目指している方ばかりではないので、ライバルという目線ではなく、
視野を広げて、いいところは参考にさせていただき、自分に足りないものを再発見する場にしていただければ嬉しいです。

15時半で会場はお開きに。
雨もすっかり止んで、夕日を浴びながら興奮冷めやらぬ感じで会場を後にしました。
個々の感想や今後の希望などは、後日各々の授業日に伺うとしましょう。
ぜひぜひ、次回は有志でサークル参加してくれると嬉しいです。


漫画コースの実績として、昨年は持込から担当付き、さらに受賞へと進んでいった生徒が数名いましたので、
今年も欠かさず持ち込んでいきたいと思っています。
関西での出張編集部を待っていると、次のイベントのタイミングになっちゃうので、
次回は春休みぐらいに中・高生+社会人という大人数で東京に行けるよう準備を進めていきたいです。


最後に一言。

「写真ぐらい撮れよ」

自分への叱咤の言葉とともに、本題は締め括らせていただきます。
お疲れ様でした!



posted by ヌシ at 19:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月04日

ご質問「技術書だけで上手くなりますか?」

こんばんは、ヌシです。
先日、見学にお越しいただいた方から下記のような質問を頂きました。


Q. 本屋さんで見かける技術書だけを使って上手くなることってできますか?


単純に技術書を見れば、ある程度上手くなれるのかどうかを聞きたかっただけだと思うのですが、

当校のような技術の向上を目指す「教室」というものの存在意義を問われているように感じました。



質問の答えの前に、最近通って下さるようになった院生の一人から、授業後にこんなエピソードを聞きました。

「使っていたペンで上手く髪の毛の艶や雰囲気が出せないなぁと思ってたんですが…

今日先生に聞いて、はじめて自分の道具の使い方が真逆だったと気づいたんです!

漫画の描き方の本で描き方を覚えて、20年間もずっと気づかないまま描いてました。

もう、びっくりですよ! ハハハ!」

道具の使い方以外でも、プロの先生から教わる目から鱗の描き方やテクニックに驚愕し、

今まで自己流で描いてきたやり方は何だったんだと毎回考えさせられているとのことでした。



さて…ご質問のお答えとしてまず、自己流で頑張るのがダメだと言いたい訳ではありません。

教室で教えて下さっている先生方も、自分で切磋琢磨されてきた方々ばかりなので、

絵を上達させるのに、個人の努力ほど必要不可欠な物はないとお考えです。


それを踏まえて、当校のような「教室」の存在意義は、

その道を志す方々が、自身の目的や目標に達成するために、

先駆者たちが獲得した知恵や知識や技術を提供することによって

最短で確実な方法を獲得することであり、


加えて、本からは決して得ることのできない、


自分の誤解を瞬時に正してくれる第三者の目があることだと思います。


大海原に出た小舟にとってその存在は羅針盤であり、

羅針盤があるからこそ、航路を決めたら進むべく道に迷うことなく進むことができる。

当校は院生にとってそんな存在でありたいと思います。


当校でも技術書はテキストとして活用しています。

ですが、先生がいらっしゃらない時でも修練できるよう見直す為のツールとして活用いただくもの。

あくまでも補助的な役割に過ぎません。


師に教わることとは、技術だけでなくその道の多くの知恵の実を師から授かり、それを自分の中に育てること。

技術本から教わることとは、本質的に異なる気がします。


お答えとしては、「上手くなる方もいらっしゃると思います。」と一言お伝えすれば良いことかもしれませんが、

独学か教室に通うかで迷われている方へ、学院からのメッセージになれば幸いと思います。






posted by ヌシ at 21:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月11日

色彩の練習

こんばんは!ヌシです。

今日は中学生の生徒がコツコツと練習をしている水彩の手順を

写真でチラリとお見せいたします。


まずは、モチーフです。

今回は瓶イロイロ。

色のついた瓶を水彩で描くのは、チョット難しいですよ。

でも怖がらず、難しい物にはどんどん挑戦してください。

どんどん挑戦して、何度でも描いてみる。

すると、どんどん上手くなっちゃいます。

★IMG_1073.JPG

こんな感じで組んでみました。


水張りをしてから、描き始めます。

まず、形をとります。

★IMG_1085.JPG

カラーだと見にくかったので、モノクロに変換してます。


透明水彩で、影を取ってから、薄く色をつけます。(1回目)

★IMG_1111.JPG


さらに色を重ねていきます。(2回目)

★IMG_1222.JPG


ここで、水彩色鉛筆とパステルの登場です。
さらに上から塗り足していきます。(3回目)

★IMG_1233.JPG


仕上げです。(4回目)
水彩色鉛筆とパステルを使って、コントラストを強めていきます。
ハイライトもしっかり入れてくださいね。

★IMG_E1249.JPG

これで完成です。

週2日の授業なので、約1か月かけてじっくり丁寧に描き上げてもらいました。


難しそうでしたが、瓶の特徴をとらえようと頑張っています。

足元の空間や瓶の重なり、凹凸など雰囲気をつかんで、よく描けていますね。

次も楽しみにしています。






posted by ヌシ at 21:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする